オオモリボート・スタッフ釣り日記

葉山・長者ヶ崎、オオモリボートのスタッフによる釣り日記です。 釣りにお出掛けになる際のご参考に。

2016年10月

カマスの反応が良かったのは朝一だけで、非常に難しい一日でした。

カマスの動きが速すぎて捕まえるのが至難の業です。

結局釣れたカマスは5本だけ。

これだけカマスの動きが速ければ何かしら居るのでは?

泳がせ釣りは2本出し、1本は特大カマス、もう1本は小さめのカマス。

昨日の山本さんのヒラメは小さめのカマスに喰い付いたので、こちらは保険のつもりで。

11時過ぎから潮の動きが速くなり少し期待。

しかしカマスも釣れない、泳がせもアタリが無い、時間だけが過ぎていきもう諦めモードの12時前。

ふと竿を見るとエサのカマスが横へ走り、竿の跳ねが止まります。

こちらは特大カマス。期待大です。

次の瞬間、竿の根元から見事に突き刺さりました。

直後から走る魚。

水深は11m、周りは荒い根。

さてどうしよう。

一瞬迷いましたがハリスは12号、止めて勝負です。

最初はカンパチかと思いましたが、それにしては少し力が足りない。

ヒラメでもない。

根に寄られるのを避けながら弱らせていき、タモ入れ。

DSC_0634

83cm、5.1kgの大きなワラサというか、小さめのブリというか、そんな感じです。

こんなのがあんな浅い所に入ったら、カマスは難しくなりますよ。

それにしてもカンパチといい、ブリといい、勿論ヒラメも喰いますし、秋のカマス泳がせは夏のカマス以上に面白いです。


明日1日(火)、7時より出船予定です。

オオモリボート

お願い【重要】

・注意をしても駐車場を勝手に開けてしまう人達がいます。絶対にやめてください。

・当店でのフライ釣りは今後禁止と致します。



さて、釣りの話。

今朝の雨のせいか、急激に気温が下がったからなのか、はたまたカマスもいよいよ終わりなのか...

それほど良い反応ではなく、たまに良い反応が入っても喰いが今一つで続かない。

仕事で時合いは逃しはしましたが、良型カマスは14本。

小型のものはリリースし、それを合わせても20本程でした。

特大カマスも混じったので良かったですが、前回とは大違いの釣りになりました。

泳がせ釣りは私は不発でしたが、山本さんがヒラメをゲットです。

DSC_0632

64cm、2.3kgです。

大型カマスに喰いつかないあたり、やはりこのくらいの型が多いのでしょうか。

明日も私はカマス釣りと泳がせ釣りの予定です。

いよいよ撮影も試みてみようかと。

今の明るい潮ならば綺麗な映像が撮れそうで楽しみです。


明日31日(月)、7時より出船予定です。

オオモリボート

昨夜から強まるはずだった北風が今朝までずれ込み、結局は7時前から強まった風により本日の出船は中止となりました。

予報がずれ込んだ事により、明日30日も前半は北風が強まる一日となりそうです。


明日30日(日)の出船は当日6時の状況での判断となります。

尚、出船の場合も浅場限定、ご乗船は「ボート釣り中級者以上で強い北風に対応出来る方」となりそうです。

ボート釣り初心者及び、強い風の中ボートを漕いで進めない方、沖へ流される心配のある方は明日のご乗船はご遠慮ください。 

久しぶりに定休日の本気の釣りです。

マダイを狙おうか、カマスと泳がせか...

カマスを狙って居なくなっていたら最悪だしなぁ...


迷いましたが、やっぱり好調なカマスにしました。


心配をよそに、カマスの反応はばっちりで喰いもなかなか好調です。

勿論泳がせもやります。

エサは特大カマス。

カマスの群れの移動が速いので大物感があり、こちらも良さそうではありますが...

確かにカマスの群れが抜けるとエサのカマスは暴れ回り、何かが居る事を示してはいるのですが、そいつは特大カマスを呑み込む程の大物ではないのか、喰い気が無いのか、全く喰いつきません。

恐らくさほど喰い気の立っていないヒラメがうろついていたのではないのかと思うのですが。

泳がせは不発に終わりました。


カマスは順調で、11時までで86本!

DSC_0631

型は今日も大中小。

今日は下からこつんと突き上げるような小さなアタリが多くアワセが難しく、掛けてもかなり掛かりが悪くバラシ多数。 

そんな状況でこの数ですので、自分的にはよくやったと褒めたい(笑)

本来私はルアーマンではないですしね(笑)


11時以降は反応はあってもルアーを追わなくなり、魚達の休憩タイム。

ここで人間も休憩。

12時に江の島方向の視界が悪くなり、このまま次の時合いを待っていては本降りの雨と風がやって来てしまうので諦めて終了です。

案の定13時前からは雨、そして風も少し強まってきました。


明日29日(土)は北風強風の予報ですので当日6時の状況での出船判断となりますが、昨日よりも強い風となり、また低気圧が通過する為波高も上がるでしょう。恐らく出船中止となります。

尚、出船可能となった場合も浅場限定、ご乗船はボート釣り上級者の方のみに限らせて頂きます。 

カマスは特大反応はあるのですが、この反応があっち行ったりこっち行ったりと移動が早い。

昨日までの安定した反応とは違います。

ですからカマスの喰いも昨日ほど良くありません。

しかしこれは初夏のカマス泳がせが良い時と同じパターン。

案の定、エサのカマスは前アタリを繰り返し暴れ回ってます。

そしてヒット!

ヒラメとは違う、ガンガン走る引き。

DSC_0616

なんとカンパチでした!

73cm、3.9kg。これまでもアジの泳がせ等、瞬殺されるのはこいつですね。

水深は10mです。

手釣りの仕掛けに喰わせたので、引きがダイレクトで面白すぎました。

これでカマスの泳がせは大ヒラメの他、スズキ、イナダ、そしてカンパチ。

あとウツボも。

しかもこの後にもまたアタリがあり、これは残念ながら針のすっぽ抜け。

これも一気に走ったのでカンパチだと思うのですが。

そして更にこれだけでは無くお客様も、

DSC_0620
【MORI様】

やっぱり大ヒラメも釣れます。

こちらは77cm、4.1kg。おめでとうございます!

カマスの泳がせ釣りのポテンシャルはやっぱり凄い。

で、カマスはと言うと、喰いが悪いと言いながらも終わってみれば40本。

DSC_0619

今日も大中小と混ざりながら。

エサに使うのは勿論一番大きいやつです。


本来ならば深場へ行き、浅場には居ないはずのこの時期に最盛期を迎えてます。 

まあ、居るはずのない魚ですのでいつ居なくなってしまうか分からないのですが。 


明日26日(水)はシケ予報の為出船中止となります。

オオモリボート

前半は北風がやや強く、強風注意報も。

朝の状況から上級者の方限定で出船。

ここが遊漁船との違いで、出船出来れば誰でも海の上に出れる訳ではなく、各々の経験、技術によって出船出来る条件は異なります。

その判断からボート釣りは始まっています。 

予報より少し早めに風は弱まりましたが、今日出船を決断した方、またキャンセルされた方と、共にとても賢明な判断をされたと思います。


さて、我が家では今カマスが大人気。

脂の乗りも初夏の物より非常に良く、大変美味です。

DSC_0584
 
特に子供達に人気なのが、酢締めと炙り。

これが本当に美味い!

という訳で、これはもっと釣っておくべきだ!となりまして、本日の釣果。

DSC_0615

大カマスもまた混じり、大中小カマス合計71本の爆釣。

しかも美味しく食べる為に全て血抜きしてます。

内訳は本カマス70本にミズカマス1本。

あまりこういう数釣る釣りは好きではないんですがね。

と言うのも、やりだすとこのように徹底的にやってしまうので(笑)

勿論泳がせもやりました。

さすがに今の明るい潮、16号ハリスではダメだろうと思い、今日は12号で。

で、やっとアタリ。

しかし全然喰い込まず去って行ってしまいました。

泳がせは2本出して、アタリがあったのは小さいエサの方。

モンスターヒラメは居ないのかなぁ。

まあ、カマスがこれだけ釣れれば面白いので、明日もカマスですかね。


明日25日(火)、7時より出船予定です。午後から南風がやや強まり早上がりの可能性があります。 

型の小さい本カマスとミズカマスばかりでルアーでは非常に喰いの悪い一日でした。

DSC_0606

泳がせもアタリ無し。

心折れました。

この型になるとフラッシャーサビキは圧倒的に強く、そちらは爆釣でした。


今日はうねりも残り、北風も強風。

海況はかなりの悪条件の為、乗船者を限定しての出船。

しかし受付前にも注意を促し、確認し、それでもいざ出船してみれば条件に合わない方も。

北風強風の中、いきなり沖へ向かい風のあたりの強いポイントへ行き、挙句漕いで戻れない。

そういう方には帰って頂きました。

危険だという事が分からない事ほど危険な事はありません。

ご自分の条件に合わない場合は、無理な出船は控えて下さい。


明日24日(月)も北風が強まる予報です。うねりもまだ残るかもしれません。

出船は当日6時の状況で判断します。

ボート釣り初心者の方等、条件に合わない方のご乗船はご遠慮ください。 

うねりが全然弱まりません。

むしろセットの波は大きくなってます。

この手の台風は、波がサイズアップしながらだんだんと西向きになり、急激に弱まるのが特徴でもあります。 

昨日より西向きになりましたので、突然弱まってくれないかなぁ...と希望を持って明日へ望みます。 

ただ明日はうねりだけでなく、北風も強まる予報です。

23日(日)の出船は当日6時の状況で判断します。

出船の場合も浅場限定・乗船者限定の可能性があります。 

今朝は全ボートの緊急避難をしました。

DSC_0592
波打ち際

DSC_0595
DSC_0597
長者ヶ崎のセット

DSC_0600
遠くに見える小磯は大波

DSC_0603
防波堤は危険です

DSC_0605
エビ島(長者ヶ崎の小島)は普通に波が超えちゃってます。


気象庁は未だにうねりの予報を出していませんが、気象庁の本来の予報的には「波高3m、うねりを伴う」という時の波ですよ。これは。

当然ボートなど出船出来る状況ではありません。


今日はうねりがある時の出船について。

長者ヶ崎は波打ち際がどん深です。

本来ボートでは長靴で事足りるのですが、オオモリボートスタッフが全員ウエダ―を着用しているのはその為。


大概、ボートを出船させる浜は遠浅です。

どん深の場合は、

・大きな湾でうねりの影響が無い

・港内

・沖合に大きな防波堤がある

恐らくこのうちどれかの条件を満たしていることでしょう。

長者ヶ崎はどれにも該当せず、従ってうねりには滅法弱く、またこのような出船場所は数少ないのでその状況を経験された事が無い方がほとんどでしょう。


まず波を見る時に判断するのは大きさもそうですが、何より波の力です。

例えば、同じような波高でも相模湾外で強い南西風が吹いている時のうねりや東うねりではあまり波に力はありませんが、今回のような台風による西うねりでは波の性質そのものが違い、当然その力も桁違いです。

今回は中国へ向かった台風22号による西うねり。勢力は900hPaまで発達したのでしょうか。

その西うねりの時、波打ち際が深い場所での最も危険なのはその波の力により引きずり込まれる事です。

ボート釣りの経験がそれなりにある方でしたら、「うねりの時はバックで着岸」という知識があるでしょうが、それは遠浅のうねりの場合で長者ヶ崎では通用しません。

長者ヶ崎の場合は波に負けないスピードで一気に着岸させます。

着岸後は急いで下船し、スタッフと一緒にボートを上げて頂きます。

バックで着岸したり、波のスピードに負けてしまった場合、また下船に失敗した場合などは、ボートが波の力に負けて横向きになり転覆し海中に引きずり込まれます。

引きずり込まれるというのは本当に大袈裟な表現ではありません。波を被るではないのです。

引きずり込まれた時、波打ち際が深い所は沖へ戻る力も強い為、一気に数メートル先まで海中を漂います。

お客様もスタッフも怪我を負い、ボートも壊れます。

波のサイズだけで見れば長者ヶ崎はそれほど大波は立ちにくいのですが、波の性質によってはその力で非常に危険な状況となります。

我々は主に波の力を見て判断していますので、ご乗船の際はスタッフの指示に従い迅速な行動を心掛けて下さい。


次は台風のうねりのセットについて。

台風のうねりは常に波が入り続けている訳ではなく、数本の波が立て続けに入ります。これがセットです。

セットの後はしばらく静まり、またセットで入る、というのを繰り返します。

乗下船時はこのセットの間を狙い行いますが、セットの間隔はその日の傾向があるものの(これは台風の勢力、距離が関係)必ず決まったものではありません。


更にうねりの出船時に最も危険なのは一発波です。

それまでは小さめのうねりが続いていたのにも関わらず、一発目にいきなりその数倍の大波が入り、以後そのサイズの波が続く時です。

言わずもがな、これはかなり危険な状況に陥るという事は容易に想像がつく事と思います。

このような一発波は、今回のような西側で勢力の強い台風がある時に起こりやすく、台風そのものは中国に上陸した時に、こちらでは大波を記録、なんて事はよくある事です。

こういう時、気象庁の予報は本当にあてになりません...

ですから昨日はかなり警戒しての出船となった訳です。

実際この波が半日早かったら、もしくは半日遅く今日出船していたら...大事になってました。

またこの遠方からのうねりの場合、いつ波が入るのか、またいつ終わるのか、それが読みづらい点が非常に厄介です。


以上の事から、うねりがある際の出船については、強風時以上に乗船出来る方の条件を厳しく設定させて頂きます。

安全を最優先に、事故無く、怪我無く、一日を終了させる為、ご了承の程宜しくお願い致します。


明日22日(土)、現在の状況では出船の見込みはかなり低いのですが、当日6時の状況での出船判断となります。

尚、出船の場合も「当店での乗船経験が豊富な方」のみとさせて頂きますのでご了承下さい。 

やはりカマスは大反応です。

水深10mの場所で開始。

反応通りに順調に喰ってくれます。

泳がせも即開始。

1時間程で喰いが止まり、次の反応を探して少し動き、今度は水深12m。

特大反応。

DSC_0582

魚が多すぎて魚探の水深も狂っちゃってます。

しかしここで凄く綺麗な潮が入り、また風も止まり、底の砂まではっきりと分かる程の透明度。

そんな中、水中には見渡す限りのカマスの大群。

DSC_0578

一体どれくらいの数が居るのか、想像出来ない程。

更にそのカマスを狙う、イナダ、スズキ、ヒラメの姿もはっきりと見えます。

これまでもカマスが見える事は数多くありましたが、ここまで神秘的で美しい光景を目の当たりにするのは初めてです。

感動しちゃいました。

水中カメラを持ってくれば良かったとかなり後悔。

しかもこれが全然喰わないんですよ(笑)

ここはこの神秘的な光景を眺めながら、しばしの休憩。

11時半頃から魚探の反応が少し変わり波打つような動きの反応。

ここでルアーを投げてみると、やはりカマスがルアーを追ってます。

あとはアクションを調整すると、ここから入れ食いモード突入!

30分程喰わせたところで、唯一大きめのフックが付いて掛かりが良かったルアーを丸飲みされてルアー紛失。

すぐに別のルアーで再開しますが、フックが小さい為掛かりが悪くバラシの連続。

13時にうねりが大きくなり早上がりとなるまでバラシながらの入れ食いモードは続き、結局最大サイズ40cmで37本。

DSC_0583

ルアーだとそのほとんどが良型の本カマスでした。

ちなみに泳がせはアタリ無し。

ターゲットは見えていたんですがね(笑)

こちらは初夏の時がそうだったように、カマスの喰いがもう少し渋いくらいの方が良いようです。


明日21日(金)、本日が早上がりとなりましたので、一応朝判断となりますが恐らく出船中止となります。 

このページのトップヘ