オオモリボート・スタッフ釣り日記

葉山・長者ヶ崎、オオモリボートのスタッフによる釣り日記です。 釣りにお出掛けになる際のご参考に。

2016年09月

今日はソウダ地獄から解放されました。

と言うのも、メジが居るから。

先日のように跳ねているわけではありませんが、居るのはわかりました。

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開始2投目で釣れたから。

これで1.5kgくらいです。

もう少し大きいものも居るのですが、3号ハリスではちょっと厳しいですね。

実際お客様は切られている方も。

何にせよ、今の時期はソウダの釣れっぷりで他の魚の様子が分かります。

ソウダだらけにならない日は何かしらの期待感があります。


ソウダが少なく期待感があると言っても、やはりエサ捕りは多い。

しかしそんな中で僅かな時間だけエサが残る事が午前中で数回。

恐らくこれがメジだと思います。

群れがボートの下を通過する時だけエサ捕りが散る感じ。

ですから残っても2~3投。

いずれまたエサ捕りに。

午前中はこんな感じでマダイの気配は薄く、一瞬のメジを狙う釣り。

午後になって状況が変わり、13時前後はマダイの気配。

しかしここが一番忙しい時間帯になってしまい、ほとんど出来ず。

13時30分には沖ブイへ戻ったのですがマダイの気配はまた消えて、結局13時前に釣れた小さいのが一枚だけ。

残念でしたが、ソウダが少ない分今日は色々と釣れて、クーラーの中はマダイ、メジ、マハタ、マルアジ、イナダと五目達成。

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更に全てリリースしましたが、ヒラソウダとマルソウダも入れると七目。

葉山の秋の釣りになってきました。


明日1日(土)は北風が強まる予報の為、当日6時の状況での出船判断となります。

尚、出船の場合も浅場限定、早上がりの可能性があります。

ご予約のお客様でボート釣り初心者の方、明日のご乗船はご遠慮いただきますようお願い致します。

オオモリボート

ご質問にあったヒラソウダとマルソウダの違いを。

DSC_0512

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まずはこの2枚の写真。

上がマルソウダで下がヒラソウダです。

確かにマルソウダは丸っぽいし、ヒラソウダは体高があり平べったい。

そんな事より一発で見分ける方法があります。

それは有鱗域(ゆうりんいき)の違い。

marusouda

hirasouda
 
上の2枚の写真の赤い線の内側がその有鱗域。

ヒラソウダ(下)は三角形の後、線状になります。

対しマルソウダ(上)は尻鰭に向かって線状にはならずある程度の太さで続いています。 

ちょっと写真だと分かりにくいかもしれませんが、この知識があれば実物を見た時にすぐにわかります。

ちなみにマルソウダはヒラソウダよりも血合いが多く、稀に生で食すとあたる事があります。

マルソウダを食べる場合は火を通した方が良いでしょう。

【追記】

マルソウダの食当たりについて、こんなコメントを頂いたので、そのまま引用して追記します。

ソウダガツオで食当たりの原因になるヒスタミン中毒ですが、ヒスタミンは加熱しても壊れないので、ヒスタミンが大量産生されたら加熱してても食当たりします。 

ヒスタミン中毒を防ぐ方法は、生なら食べるまで、加熱調理なら調理するまでの間をいかにキンキン冷やしておけるか、です。 

ヒスタミンの元となるヒスタミンはアミノ酸なので、熱を加えれば変性しますから、加熱すればヒスタミンを抑えて保存が効くようになるだと思います。』 

だそうです。勉強になりました。 

毎日、それも一日中、ソウダの相手をしているとさすがにうんざりします。

今日もソウダだらけで、マダイはチャリコだけでした。

釣れたソウダの9割はヒラソウダでまずまずの型のも居るのですが、いくらなんでも多すぎます。

まずまずのヒラソウダを1本、マルアジを3本、おかず用にクーラーに入れておしまいです。

最後はうねりが一気に強まり少し危ない状況でした。

明日は更にうねりと南西の風が強まり海上はシケとなります。

明日のシケで少し海が変わってくれると良いのですが。


明日28日(水)出船中止となります。 

今日もエサ捕りとソウダの猛攻で心折れているところに、浜に打ちあがったゴンズイを踏んでしまい毒針が足の裏に刺さるという不幸。

痛いし...

ゴンズイ踏んだのなんて初めてですよ...

完全に心折られました。


明日27日(火)、7時より出船予定ですが、17時現在うねりが少し入り始めています。

今後の状況次第では早上がりの可能性もあります。 

ソウダとエサ捕りの地獄でした。

マダイの気配は微塵も感じません。

最終的には付けエサをビシに隠し底まで落としてもソウダに喰われる始末。

唯一の救いはと言えば、45cmの特大のヒラソウダが1本釣れた事。 

DSC_0510

この時、他のボートではメジが上がっていましたので、メジの群れと一緒にこの特大ヒラソウダも混じっていたのでしょう。

でもそれもほんの一瞬だけ。

一瞬だけ沖ブイの下を通過し去ってしまい、昨日とは大違いの厳しい一日でした。


明日26日(月)、予報良くなりましたので、7時より出船予定です。

オオモリボート

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