今日はかなり難しい釣りとなった日でした。


澄み気味で動かない潮の中で、ベタ底以外はずっとエサ残り。

0~1m程度しかエサが取られないのが、状況をよく伝えてくれます。

良型・大型マダイが底に近い位置でうろついているのでしょう。



ではこの底付近を狙えば良いのかというとそうでは無く、これが昨日の記事の最後で伝えた大事な事。

潮が深い緑色で濁っているか、もっと水深があれば2~3mを狙えば良いのですが、澄み気味の潮で水深も30m未満となりますと反射光で底付近はかなり明るい。

この明るい層に居る良型のマダイは潮がかなり速く動かない限りは活性が上がりません。


なので、少しでも暗い位置へ浮かせてあげる必要があるのですが、底付近までエサが残るようですと、どうしてもコマセのタナも下げてしまいがち。

ここが今日の状況で一番難しいところ。



私は色々と様子を見て、まずは底から6mをコマセの下限に設定して、ここまでエサ取りが浮く瞬間を待ちます。

今の潮色ですと6mでもまだ明るく、良型のマダイのスイッチが入る暗さにはならないと思うのですが、エサ取りが浮きやすい層ではありそう。

エサ取りが浮くという事は、エサ取りが浮けなかった原因となる良型の魚が浮いてスペースが空いたか、居なくなったかという事。



11時過ぎ、それまでエサが取られる事が無かった底から6mでエサ取り。

「喰うなら今ですよー」

とお伝えして、ビシを落として止める位置もコマセの下限も2m上げて底から8m。


で、一発。

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48㎝・1.4㎏の良型でした。


このすぐ後に仕事で釣りは終了。

恐らく、今日うろついていた良型の中ではこれは小さい方でしょう。

喰わせる時のコマセの下限をもう2m、10mに設定出来たらもっと面白い事になったかな、と感じてます。


マダイ釣りとしては浅い水深、澄み気味の潮で動かない。

その中での良型・大型気配が一番難しい。





明日2日(日)、7時より出船予定です。






オオモリボート