ご質問にあったヒラソウダとマルソウダの違いを。

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まずはこの2枚の写真。

上がマルソウダで下がヒラソウダです。

確かにマルソウダは丸っぽいし、ヒラソウダは体高があり平べったい。

そんな事より一発で見分ける方法があります。

それは有鱗域(ゆうりんいき)の違い。

marusouda

hirasouda
 
上の2枚の写真の赤い線の内側がその有鱗域。

ヒラソウダ(下)は三角形の後、線状になります。

対しマルソウダ(上)は尻鰭に向かって線状にはならずある程度の太さで続いています。 

ちょっと写真だと分かりにくいかもしれませんが、この知識があれば実物を見た時にすぐにわかります。

ちなみにマルソウダはヒラソウダよりも血合いが多く、稀に生で食すとあたる事があります。

マルソウダを食べる場合は火を通した方が良いでしょう。

【追記】

マルソウダの食当たりについて、こんなコメントを頂いたので、そのまま引用して追記します。

ソウダガツオで食当たりの原因になるヒスタミン中毒ですが、ヒスタミンは加熱しても壊れないので、ヒスタミンが大量産生されたら加熱してても食当たりします。 

ヒスタミン中毒を防ぐ方法は、生なら食べるまで、加熱調理なら調理するまでの間をいかにキンキン冷やしておけるか、です。 

ヒスタミンの元となるヒスタミンはアミノ酸なので、熱を加えれば変性しますから、加熱すればヒスタミンを抑えて保存が効くようになるだと思います。』 

だそうです。勉強になりました。