マダイ釣りをしているとエサが捕られたり残ったりと、これは魚の力関係によるものです。

水温が少し下がってきて一時期ほどではないものの、圧倒的な勢力を誇ったサバフグ。

これは沖ブイでの力関係で言うとかなり上位に位置する魚でしょう。

あの獰猛さ、食欲。

チャリコなんて簡単にかじられてしまいますから。

サバフグが大量についている限り、他の魚はこちらのエサに近寄れない状況になってしまいます。

これに勝るものと言えばやはり大鯛でしょう。

大鯛は沖ブイでは最上位の魚。

これがうろついていると他の魚は近寄れなくなりエサが残るようになります。

また力関係は拮抗しているほど釣りやすい。

大鯛が1尾より複数いれば釣れやすくなり、それは数の問題ではなく、エサを食べる為の本能。

ソウダ祭りの時にソウダを一箇所に固めマダイを喰わせるのもそう。

イナダが多い時に1㎏くらいのマダイが喰いやすくなるのも。


今日は9時前に釣りを始めましたが、久しぶりにエサが残る状況から。

タイ喰いもある事から、大鯛ではなく小~中型がうろついているイメージ。

ここでイナダでも喰ってくれればなぁ、というところでイナダが1本。

これならマダイも、という雰囲気はあったのですが、イナダも続かずマダイもダメ。

次第にエサ捕りとフグが入り、私は11時過ぎには終了。


サバフグが幾分減った分イナダは復活の傾向。

もう少し潮が暗くなれば型の良いマダイも近づきやすくなるでしょう。

近づいてさえくれればこのイナダの季節、きっと喰わせられます。

オオモリボート