前半はあまりにも酷すぎる釣りになりました。

エサ捕りの多さも厳しかったのですが、何よりフグが多すぎること。

毎回毎回入れる度に針が無い。

本当にうんざりして釣りが嫌になるほど。

針は20本は使いました。

でもこれだけのフグの活性が高ければ、きっといつかはマダイの活性も上がるだろうと、僅かな期待だけでひたすらタナを作り続ける我慢の釣り。

フグが多い時はじっと待っては意味がありません。

早いテンポで手返しを繰り返しタナを作り、マダイやイナダの活性が上がった時に備えなければなりません。

またフグの間にもマダイは喰うものなので、常にチモトには気をつけておかなければなりません。

そしてやはりフグの直後に小型のマダイが1枚。

しかしその後もまたフグが続きます。


11時、やっとフグが終わると同時にエサが残ります。

11時10分、やっと1本目のイナダ。

時合いが来ますが10分後には沖ブイを離れなければなりません。

イナダの後に小型のマダイ、そしてまたイナダと10分で何とか確保。


次に沖ブイに戻ったのは12時10分頃。

一投目でハナダイが釣れ、次がエサ捕り。

フグにやられだいぶハリスも短くなっています。

もうこうなれば、エサ捕りになっている魚を釣ることに本気になります。

ここからは最速の手返し!

落として何かが釣れなければすぐにエサは捕られ、釣れる時はあっという間。

ハナダイやカイワリが釣れ、途中でイナダも喰ってきます。

普段からイナダでタモを使うことは滅多にないですが、この時も勿論ぶっこ抜き。

見ている人からすれば、イナダが飛んでるような勢いで上げていきます。

イナダ2本、ハナダイ3枚、カイワリ、マルアジと釣れ、他は一瞬でエサが捕られる30分。

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最後の一投を入れて片付けを開始。

片付けを終えて上げると、あれ?エサが残ってる。

ここからでしたね。

オオモリボート