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少々分かりづらいですが、写真左側奥、水面が黒くなっている部分があります。
これは南風が強く吹いている場所です。
位置としては当店沖ブイからおよそ1匆です。
写真では見えないのですが、肉眼では1m程の白波が次々と発生しておりました。
大変危険な状態です。

そして写真手前、水面の色が薄い部分、ここは僅かですが北風が吹いてます。
実はこれがなかなか珍しい。

通常、北風から南風強風に変わる場合、

北風 → 北風微風 → 無風 → 南風微風 → 南風強風

といった流れが数時間の時間の中で起こります。

しかし今回の場合、この流れが数分から数十分の中で起こりました。

まさに突風というものです。

当然この写真撮影から5分程で、当店沖ブイも時化の中です。


目の前が無風のベタ凪でも沖に目を向けることは大切です。

そしてこの写真のように水面が黒くなっていた場合、必ずその黒い部分の『動き』に注目してください。

近づいてくるようだと、それは危険のサインです。

まして今回のようにはっきりと白波が確認できる時は非常に危険です。